児童劇と富士山と青春!(その7)


~雑色駅前将棋サロンホーム~

ー舞台裏の七人ー その4

長岡は暫くボンヤリしていたが、ハッと気つき正気に戻った。
夜空を見ていたら寝てしまったか?と、外野席の一番上に座っている!?
富士市で白雪姫公演を約束したのは覚えているが・・・・。
座席の階段を一番上から歩いて下りた。網格子手前まで来て、真っ暗の中グランドを眺め、何か不思議な気持ちになった。
部屋に戻り、身体が冷えているので寝間着に着替え、床に就くことにした。時計を見ると十二時を回っている。
何となく、ボンヤリと公園での出来事を思い浮かぶが・・・・。なぜか震えだす、あまり考えたくない。疲れているせいだ。眠らなければ、演劇のこと、作品のことを少しでも考えなければ・・・・演劇イコール富士文化?あれ?なんだ、富士文化は富士市にある古い会館だが、なぜ、富士文化会館が自分の演劇と関係ある。寒いはずなのに汗が出る。身体の震えが止まらない。

ボケ~っとしながら一週間過ぎたある朝、近くのコンビニにある公衆電話から、思い出したように富士文化会館に連絡した。
「あの~私、劇団やまびこの長岡という者ですけど、お尋ねしたいことがあるのですが・・・・」
「あ、劇団やまびこの長岡さんですね。直接連絡なかったのでお待ちしていました」
「え!何のことですか?私は何も知りません」
「三月二十日大ホールでの申請書出ています。・・・・申請書には、ぬいぐるみ人形劇、白雪姫と七人の小人。事務所は東京都国分寺市ですね。申請者は森本という女性の方です。代表長岡和男となっております。」
「え~!何かの間違いではないでしょうか!私どもは、ぬいぐるみ劇はやっていません。それに森本という女性も知りません。キャンセル出来ないでしょうか?」
「・・・・?そうですか。ただ聞くことによると、養護施設の申し込みが一件決まっているそうです」
「それは残念ですが、私たちには、大ホール公演出来る実力がありません」
「分かりました。キャンセルに関しては、一度こちらに来て頂いて、申請書を書き直してからキャンセル料頂きます。それから、養護施設の方にも、お断りに行って頂かなければなりません。がっかりされますよ。この養護施設の生徒たちは、事情ありましてロゼシアター(富士市の新しい会館)には行かれないのです。幼児向けの劇団は、今ではほとんどロゼシアターで公演していますので・・・・何とかならないでしょうか」
「どうしてこうなるんですか?私は、」
「分かりません」
「養護施設の生徒は、何人ぐらいいますか?」
「五十人だと聞いています」
「大ホールのキャパは、約千席ありましたね。少し考えさせて下さい。・・・・あと申請に来た森本さんは、どんな人でした?」
「それが分からないのです。来られたときに立ち会った者がいないのです。しかし申請書は現実に、私の手元にあります」
「分かりませんが、分かることにしておきます。一週間以内にお伺いしますので、お願いします」
と言い電話を切った。
誰かに何か操られている感じがする。
ぶるるる寒い。電話を切った途端に北風が身体に突き刺さる。うっ寒い寒い。とにかく浦部に、あいつの電話番号はっと、
「もしもし、浦部さんのお宅ですか?」
「長岡か?僕だよ。どうしたんだよ。一週間、何も連絡なかったじゃないか・・・・。制作の方は順調だよ。木馬座とも上手く交渉出来て、日吉の倉庫にある古い道具類を調達できそうだ。ところで作品は出来たか?第一稿ぐらいは出来上がっているだろうな」
「何も出来てないよ」と軽く言う。
「・・・・ながおか~どうするの。辞めるの?」
「辞めるものか!それより落ち着いて聞いてくれ。三月二十日に富士文化、ぬいぐるみ劇で白雪姫やることに決まった。勿論、劇団やまびこ主催だ。俺たちの手打ち公演だ。舞台監督として出来るだろう、浦部」
と言う。返事のない浦部に、
「浦部、面白い考えだろ。必ず成功させるぞ浦部。・・・・浦部、うらべ~聞いているか?」
「ん、何、何か言ったか!?」
「返事ぐらいしろよ!浦部。ビックリして喜び過ぎるなよ」
一瞬、放心状態の浦部は正気に戻り、顔を赤くして、
「馬鹿なこと言うな!気でも狂ったか?三月二十日に富士で白雪姫?それもぬいぐるみ劇!二カ月しかないよ。あんな大掛かりなものを、人だって十人以上いるし、いったいどうやってやるんだよ」
「だから落ち着いて聞けよ。これは俺が決めたことではないんだ」
「誰が決めた」
「神様だ!天の声だよ、浦部君」
「・・・・・。」

続く。


~初心者(大人)女性子供将棋教室~

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頭のスポーツに適した環境ではないかと思います。
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~今日の一言~

何だか、・・・・が多すぎるよ。長岡君。

児童劇と富士山と青春!(その6)


~雑色駅前将棋サロンホーム~

ー舞台裏の七人ー その3

応接室では、二人が肩を並べて座っているが、長岡が大きくソファーに背中を伸ばして、ついでに腕も伸ばして、
「ん~ん、疲れた。浦部よ、何とかなったのかなあ。とりあえずと言ったところか?」
「疲れた、本当に疲れた。何もしなくても緊張感だけで疲れた。でも、この疲れは今の交渉での疲れではない。これから、僕たちの劇団が出来上がって行く過程の一歩でしかない。まだまだ長い道のりを考えると・・・・そんな疲れだ」
「ちょっとキザだが、そういうことかなあ?」
「そういうことさ」
二人は顔をほころばせ笑顔になった。
その時、事務の女性が応接室に入って来た。
二人を見るなり、「私は、事務局の津田と言います。これから何かとご協力させて頂きますので、分からないことや何か問題でもありましたら、私の方にご連絡下さい」と言った。
髪は短く、やや丸い顔立ちでキチンと制服を着こなし、テキパキ無駄なく動き、隙の無い三十過ぎの事務員だ。
その後打ち合わせが続き、稽古場は二階のダンス専用のレッスン場を使い、作業場は裏の倉庫で時間契約、電話も一回線ひと月幾らの契約になる。芸術劇場からの希望では、研究生を出来るだけ舞台に上げて欲しいと言われ、承諾した。
何だか芸術劇場の二軍みたいになったが、ともかく無事に契約も終わり、晴れ晴れとした気分で応接室を出て、事務局長に挨拶を済ませ、白いビルから出て来ることができた。
外はもう暗く、冷たい空気が顔や肌に痛い。街中を見回すと、商店街にある数多くの店から出ている蛍光灯の明かりと、その間に立ち並ぶ街灯の明かり。国分寺の駅ビルまで真っ直ぐに続き、田舎の商店街そのままに、地味な賑わいを感じる。
長岡は浦部を国分寺駅まで送り、いったん自分のアパートに戻った。

これから忙しくなる。そう思うと、何か行動に移さないと、何だか落ち着かない。しかし、狭い部屋の中ではもの凄い圧迫感がある。
ジャージの上にジャンパーを着こんで、近くにあるけやき公園に行った。
けやき公園は市営球場の隣にあり、それほど広くないが、小さなアスレチック場とも言えるぐらい手の込んだ公園である。公園の中を歩くと、土の感触と緑の匂いで、気持ちも和らいでくる。フッと暗い夜空を見上げると、枯れた木々の中から丸い月がこうこうと光輝き、冬の星空と共に美しいコントラストを描いている。
もっと良い眺めで観たいと思い、市営球場の外野席の一番上まで上り、広々としたグランドの方から夜空を眺めた。
寒いが、気分良いので外野席に座っていると!?グランドの中に何か動く物が見えた。良く見えない。ジッと眼を凝らして見ると、確かに人影のようで、それも小さな子供がしゃがんでいるように見える。
グランドの中は立ち入り禁止で周りにはフェンスがあり、その上に網格子が張ってある。子供ではとても入ることが出来ないはず。時間も遅いし。
子供がいるのは二塁ベース上だが、どこかに無責任な親がいるのだろうと思い、気にしないで長椅子にゴロッと横になり、夜空を見上げた。とはいうものの、横目で二塁ベースを見ると、姿が無い!体を起こして探してみると、あ!ホームベースにいた。やはりしゃがんでいるように見える。だが、何かを探しているようにも見える。
急に寒気が身体全体を襲う。立ち上がり外野席の階段を下りながら考えるが、二塁ベースを見てからホームベースを見たのは直ぐで、十秒も無かった気がする。外野席の一番前のフェンスまで行き、もう一度暗いグランドを探した。
やっぱりいない。グランドの中をぐるっと見回してもいない。あれ~錯覚かな?もしかしたら幽霊!?なんてね。諦めようとした瞬間、ハッと背中に気配を感じた。そ~と振り向くと、今さっきまで自分が座っていた外野席の一番上に、女の子が膝を抱えて座っている。顔はこちらを睨み、眼だけが光っている。やっぱり幽霊だ!体が震えて動かない。
女の子は、短い髪で赤いスカート穿いた小学生一、二年ぐらいだと思う。首が動かなく目線を避けられない。女の子は座席の階段を両足揃えてピョンピョンと、飛びながら目の前まで来た。キョンシーとはこのことか?手を後ろに組んで、「何しているの?」と言った。すると、フッと体が軽くなり、怖さがスッーと消えた。
暗い中でジーッと女の子の顔を覗くと、アレ、幽霊なんかじゃない。サリーちゃんみたいな女の子かな、と思い「こんな遅い時間何にしているのかな?」と逆に聞いた。
黙って、もじもじしているので、
「お母さんは?お家に帰らないと心配するよ」と聞いてみるが、ただジッと唇をかみしめ答えない。
近所の子供ならと強引に思い、その場を立ち去ろうとすると「お話があるから行かないで」とジャンバーの裾を引っ張った。
長岡は振り向き、
「え!お兄ちゃんにお話があるの?」
「ちいちゃんは、新しくできた劇場で、お兄ちゃんたちの劇を観に来たの」
両手を後ろに組んだまま、小石を蹴るおなじみのポーズで言った。
長岡は一瞬何を言っているのか分からず、「ちいちゃんは幾つかな?お家はどこなの?」と質問を変えた。
「ちいちゃんは七歳、お家は富士」
富士?富士市かな、
「なぜ、富士市からお兄ちゃんの劇、観に来たの?」
「お姫様と小人たちの、お話の入場券無くして、お家に帰れなくなったの。さっきも、この広いお庭で探していたけれど見つからない。お友達もたくさん行くのに、ちいちゃんだけ行けないの」
と言って、下を向き泣きそうな声になる。
「お兄ちゃんの劇なら、ちいちゃん招待するよ。入場券無くても入れるようにする。だから泣かないでね」
と言うと、項垂れている顔を上げて、
「ほんと!お姫様と小人たちの劇、観れるの。わーいわーい・・・・。でも、お友達にも、入場券持っていない子がたくさんいるの」
「いいよ。みんな招待するからたくさん呼んで来な」
と言うと、小躍りしながら、
「お友達たくさんで観に行く。お兄ちゃんの劇、観る約束したよ。お兄ちゃんと指切りげんまんしたからね!」
と言うと、突然飛ぶように走り出して帰った。いや、つむじ風のように消えてしまった。

続く。


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~今日の一言~

将棋サロンの夏休みは、
8月14日(月)から8月16日(水)となります。
8月の間も、土日12時月火水3時からの営業、木金お休みは変わりません。
宜しくお願い致します。

児童劇と富士山と青春!(その5)


~雑色駅前将棋サロンホーム~

ー舞台裏の七人ー その2

「随分待たしたね・・・・。それじゃ話を聞こうか」
背広の内ポケットから黒い名刺入れを出して、一枚テーブルに置いた。名刺には事務局長と書いてある。
長岡は壁に掛かる額縁の写真を見て、
「素晴らしい富士山ですね。全体の半ばまで雪に覆われて、夕日の陽射しがオレンジ色に差し込んでいる。白く厚い雲の上の雪全体が、銀色に浮かび上がり大きく空まで輝いている」と言った。
事務局長はやや不愛想に、
「それは私が撮った写真だ」と言うと、長岡は、
「素晴らしい一枚です。事務局長。青空と銀色の雪、厚い雲と澄んだ空気、芸術的なコントラクションを創り出している」
事務局長は二人を睨みながら、
「時間が無いんでね。話を早く進めてくれないか、帰ってもらうよ」
長岡は慌てて、
「はい。すみませんでした。私たちの劇団は、主に小学生相手に公演している児童劇団です。そこで、芸術劇場さんとお互いの長所を取り出して、何かプラスの方向に進めたいと思いまして・・・・いえ、い、今までは、別の劇団の力を借りて公演して来ましたが、何か新しい行動に出ようと思い、お、お伺いしました!」
二人は震えながらも、事務局長の顔を伺い動けない。顔には、タラりと汗が光る。
事務局長は二人の実態を見抜きながらも、「だから、私たちにどんな利益があるのかね」とソファーに深く座り直り、苦笑した。
カーテンの隙間から西日が差し込み、陽射しの明るさで部屋を暖かくしている。
長岡は顔を上げて、
「自分たちは新作も決まり、皆張り切っていますが、作品を作る作業所と稽古する場所が無くて困っています。それをお願いに上がったことが本当のところなんです」と言う。
「君たちは、稽古場と作業場を借りに来たのは分かった。でも、芸術劇場として何かプラスになることが無ければ良い返事はできない。ただ、一方的に利用されるのは可笑しな話だね」
長岡は考え、お願いするだけでは、質問?でも何を?
芸術劇場にないもの?
「芸術劇場さんは、演劇教室(中小での学校公演)はやられてないようですが、興味がないのですか?」
「劇団として、あまり考えてなかったことだが、第一、演劇は商売だけの道具ではない」
「演劇人口を増やすには、小学生のころから馴染ませないと広がらないと思いますが・・・・」
「それは分かるが、日本中にこれだけ多くの劇団があるのに、なぜ、私たちが君たちの劇団を協力しなければならないのかね」
長岡は返す言葉もなく、二人は下を向いてしまった。
事務局長は、二人の様子を見ながら考えた。
現実的には、二人の言っていることには少し無理がある。このまま二人を追い出しても何も問題ない。利益だけを追求するならば簡単に追い出すが、何か話しに乗ってあげても良いと思う、何かがある。
それは二人の魅力ではない。
私の中で、何か心が動いたような気がしたが、分からない。それはあくまでも私の考えで、芸術劇場とすると違った答えになる。
「劇団の名前は何て言ったかな?」
二人は一瞬ためらうが、長岡が、
「ふじ、や、やま、やまびこ、劇団やまびこ・・・・です」
チラッと、富士山の写真を見たような気がしたが、二人を信用するしかないと事務局長は思った。
「あくまでも私の考えだが、君たちに協力してあげても良いと思うが、ただ、君たちのことを知らないし、まだ未熟に感じる。何よりも大切なことは、絶対に芸術劇場がマイナスにならないこと。何かあったらすぐに提供解除する・・・・。とにかく何とかしよう」
と言い、「私にも、君たちの夢の掴み方、魔法でも見せてくれ」と軽く笑い、
「稽古場と作業場に関しては、できるだけ安くするが・・・・どのようにするかな?これは考えておくか、ま、期待に応えられるようにしたい」と言った。
二人は、急に事態が好転したことに戸惑いながらも、ホッとした表情を見せた。長岡は何かお礼を言いたいが、言葉がまとまらず、富士山の写真を誉める気持ちで、
「この、銀色に浮かび上がる光景はどのようにして撮ったのですか?」と不思議そうに聞いた。
「あ~、それね。冬山の夕焼けが掛かる瞬間を捕らえると、銀色に浮き出るようだ」と言うと、二人は富士山の写真に向かって「う~む」と感心して唸った。
事務局長は、二人の眼を見て、
「全力で頑張りなさい。後は事務の津田に任せるから少し待っていなさい」と言い、応接室を出て自分のデスクに戻り、事務局室にいる津田を呼んだ。
「応接室にいる二人、劇団やまびこと言うのだが、これから私たちが協力することになった。津田さん、君が窓口になってもらう」と言うと、津田は「分かりました」と言って、応接室に筆記帳を持って出て行った。
一人残った事務局長は、「分からない、分からない。なぜ私が、営業上がりの私が、こんなお金にもならないことを引き受けてしまうのか、単に児童劇がしたければ、もっと出来上がった劇団ならいくらでもあるのだが・・・・社長が売り上げのことばかり言うものだから、夢を追いかける若者に魅かれたか?心配だが、少しの間見守るしかない」と思い、公演日程の書類整理に取り掛かった。

続く。


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~今日の一言~

暑い~、いや熱いかな、(>_<)
なぜ私は、こんなに暑いのにサウナに入るのだろう。
その答えは次回に。

児童劇と富士山と青春!(その4)


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ー舞台裏の七人ー

汚い六畳ひと間のアパートの東側に、高さも幅も二間ぐらいのサッシの引き戸がある。隣は塀一枚挟んで一戸建ての住宅で、その間がないものだからあまり陽射しが入らない。それでも冬の空は高く、暖かい陽射しで目を覚ます。
頭の中はボーッとしてるが、眠い訳ではない。浦部との出会いで、また演劇が出来る想いが強く自分を震え立たせている。
何も無いところから始めるが、全ての道具から人材まで、一括に揃えることが出来る。図々しい話だが今はやってみるしかない。
なぜそんな結論を出すか、なぜだか分からない。焦る気持ちを抑えながらも、浦部を国分寺に呼び寄せ、芸術劇場に飛び込むことにした。
芸術劇場とは、国分寺にある最大手の劇団である。メインは新劇だが、公演は全国的で養成所もあり、マスコミにも多くの人材を派遣している。
白い五階建てのビルと、駐車スペースも広々している。エントランスにある案内板を見ると、一階は製作所、二階は養成所、三階は営業部と一般事務、四階は事務局と総務部、五階が社長室と経理となっている。ビルの裏手には大道具の倉庫兼製作所、二階にも稽古場があり、その隣に四トン車二台置ける駐車場がある。他にも宿泊施設や実験演劇のアトリエなどもある。
嫌々付いて来る浦部の腕を引きながら、長岡は力強く歩いて行く。勿論、勝算などある訳ないが、行かないことには何も始まらない。例え駄目でも、何かしらのヒントでも掴めるかも知れない。そういう積極的な気持ちが成功への第一歩である。
ビル前正面に来た二人は、その白い建物を下から見上げて決意を固め、中に踏み込んだ。
受付には誰もいない。そのままエレベータに乗り、勢い五階を押した。扉が開き五階で降りたが、二人はフロアーの透明で厚いガラス扉の前で、立ち往生してしまった。と、いきなりガラス扉が開いて、中から四十代半ばネクタイ姿の男性が出て来た。
二人を見ると、眉間に皺を寄せて少しきつい声で、
「何だね君たちは。ここは一般の人は立ち入り禁止だ」と言った。
長岡は震えながらも、
「いえ、その、自分たちは、ただ・・・・」
「入団希望者か?」
「いえ、違います。自分たちは世の中の子供たちと、いや、不況なもので、じ、児童劇団の自分たちとしては・・・・、」
「分かった分かった。ここは社長室だから、下の階に行きなさい」
と言い、二人の背中を押してエレベーターの中まで行き、扉の外から、
「四階の応接室で待っていなさい。後で行きます。待つ間に話す内容をまとめておきなさい」
と言いフロアーの中に戻って行った。
二人は四階で降りると、三十過ぎの事務の女性に、今の話をして応接室に通してもらった。
応接室は、フロアーを間仕切りとアコーディオンカーテンで仕切られている部屋だった。壁には縦一m横二mぐらいの額縁がある。雄大な富士山の写真が飾られていた。
三坪ぐらいの広さに、低いテーブルとそれを挟むようにソファーが二つ。その一つに二人並んで座り、男性を待った。
二人はかれこれ二十分以上も待たされている。
浦部は緊張感が緩まず、何でも良いから長岡に話しかける。
「作品だが、いったいどんな作品を考えている。ある程度の構想はあるだろう」
と聞くと、長岡は渋く、
「創作劇でミュージカル!カッコイイだろう」と言う。
「えー!小学生にミュージカル、それも創作劇で?あまり聞かないよ。でも他の劇団がやらないことをやるのは賛成だ。で、どんな作品」
「別に演劇教室での、創作劇ミュージカルは珍しくないが、本当の意味で成功した劇団は少ない。大手の劇団Kが、ものすごい作品で成功した例もあるが、一般的に創作劇ミュージカルは、小学校みたいな教育関係には売り難いと思う。大切なことは知る為の演劇にすることだ。今どきの子供たちは、一人でマンガやファミコンで遊んでいるが『鑑賞を知る』ことを教えたい。子供の集中力を養成することが劇団側の宿命であり、そのレベルの作品を作らなくてはいけない」
と偉そうな能書きを語った。浦部は、
「そのレベルにするには、創作劇ミュージカルで行くの?」と聞く。
長岡はソファーに大きく座りなおして「やっぱりやめた」とあっさりと言うと、「言うは易しだな」と言って、浦部はお腹を抱えて笑い出した。
そうこうしているうちに、男性が応接室に入って来て、二人の正面に座った。

続く。


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~今日の一言~

熱ッ!(>_<)
冷たい飲み物ばかりで、たまに暖かい飲み物を飲むと、感触がずれる。

児童劇と富士山と青春!(その3)


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ー負け組の挑戦状!ー その3

長岡は頷きながら、
「俺も三十一だ。本当に、今が最後の青春を舞台に賭けられるチャンスかも知れない。もし成功したら、俺を知っている昔の友達は、皆ビックリするだろうな~。世の中の常識も少しは変わるよな」
「そうだよ。僕なんか、こんなに不格好だから昔はいつも虐められていた、絶対に見返してやりたい」
「虐めかあ~。俺もよく虐められたな、振られた相手を見返してやりたいよハハハハ」
と笑って盛り上がった。浦部は、
「それじゃ、新しい劇団の旗揚げを祝って乾杯だ」と言って、麦酒を追加した。
酔いが回ると、映画の話から女子プロレスの話へと話題が軽い方へと進み、暫くして、浦部は酔い潰れ寝てしまった。
時刻も十二時を回り、長岡は浦部の腕を肩に回して立ち上がり、やっとの思いでお店を出た。
外は風が冷たく、浦部は小さい割には大変重い。自分も酔っていて頭は痛いし身体はだるい。家は遠いし、とにかくタクシーを拾わないことには始まらない。二人で歩き出すがなかなか思うように歩けず、水道橋駅のガード下で座り込んでしまった。
ぼんやりと街中を眺めると、夜中なのにキラキラ光るネオンが広がり、人々の動きや車の往来が激しい。そして何よりも、この街は汚く感じ悪い。そう思いつつ周りを見回すと、自分達と同じような人間ばかりいる。
シャッターの閉まっている駅の横からガード下の周りには、帰る家も無いのだろうか、浮浪者が七、八人毛布に包まって寝ている。その横で、自分と浦部は動けずに足を投げ出して座っている。
浦部は片目を少し開け、何かろれつの回らない声で喋りだした。
「僕も、僕も三十過ぎた。できないな~できないよ~、結婚。できないできない。親が、親が・・・・いなくなれば、それでおしまいだ。どうなってもいい。だ、誰も、誰も心配する人間なんていないよ。そしたら、そ~したら一人で、何もしないで暮らす。あいつらのように・・・・それだけだ」
「馬鹿言え、浮浪者になるのか!妹さん悲しむだろ」
浦部は首を振りながら、少し目を潤ます。
「あいつはどうせ嫁ぐ身だ!・・・・僕には、何も、何もないんだ。そして誰にも相手されず、そ~っと一人であいつらのようになる。人間は独りぼっちになると、何も、何もする気力が無くなるものだ。だから頼むよ。お願いだから、え、演劇、劇団作ろうよ。何もしないで時間無駄にすると、あ、あいつらのようになってしまうよ。根性ださないと、努力しないと・・・・。君となら、君となら絶対に出来る」
長岡は、ただ頷いていた。本当にとんでもない男に捕まってしまったと思う気持ちと、浦部のように、このままではいけない、という気持ちが交錯する。
何とかタクシーを拾うことが出来た。
長岡は国分寺の安アパートに一人で住み、浦部は三鷹で親兄弟と住んでいた。タクシーの中で浦部は寝てしまい、長岡は、窓越しに真夜中の街並みを眺めながら想いに耽っていた。
浦部の言うことは確かに正しいと思う。自分だって、このままでは独りぼっちになってしまう。ただ現実問題として本当に劇団なんて出来るのだろうか?そしてその向こうには夢なんてあるのだろうか?・・・・。
浦部は、普通に地道に働くことは考えていないのか?電機屋を継ぐことは?今は寝ているので分からないが、多分、夢を追い求めているのかも知れない。演劇という夢に人生を賭けたいのか?この三十男が・・・・。
三鷹に入ったので浦部を起こした。浦部は横たわりながらも、荒い息で苦しそうに道順を伝える。間違えることなく電機屋の前まで来た。ジャンバーの内ポケットから手帳を取り出して、電話番号を書き紙を破り、それに財布から一万円を出して長岡に手渡した。
浦部はタクシーから降りて振り返り、「今日は我儘言って悪かった。決心付いたら電話してくれ、絶対だぞ」と言って握手を求めてきた。
タクシーの中から浦部を見ると、後ろの、お店の看板が「うらべ電機」と書いてある。
電機の機が、気でなくて機と書いてあるのが、普通の小売店でなく専門的な電機屋であることが分かる。
国分寺へ向けてタクシーを出し、時計を見ると四時になろうとしていた。外を眺めると、闇の中から薄く朝の陽射しが少しだけ広がりを見せている。都内では観られないような低い建物の街並みの中から、田圃や畑が入り雑じり、道路の端端には枯れた木々が寂しげに並んでいる。
窓を少しだけ開けてもらうと、寒い。
一月の薄い新鮮な朝の空気を胸一杯吸い込み、両手を広げて大きく身体を伸ばした。
自分のために、浦部のために、そして全国の子供たちのためのも、三十男として最後の青春を、少年のように大きな夢を、もう一度演劇に賭けてみようか・・・・。
タクシーのガラス越しから道路の先端に、何か光るものが見えた瞬間!
朝日が段々と、フロントガラス一面に陽射しが広がりはじめ、その中をタクシーは真っ直ぐに天まで昇って行くような、ふんわりとした気分になった。

続く。


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~今日の一言~

痛!(>_<)
久しぶりに割りばしの爪楊枝が・・・刺さった。

児童劇と富士山と青春!(その2)


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ー負け組の挑戦状!ー その2

浦部の隣には、背格好が同じような女の子がいる。ひと目で妹だと分かる。
浦部は、地味な茶色のジャンバーに白いYシャツを覗かせて、丈の短い汚れたジーパンを穿いている。手にはビニールの手提げに、中にはプロレスグッズが見える。
「久しぶりじゃないか、まだやっているのか演劇」と浦部は問いかけてきた。
「俺は、二年ぐらいやっていないがチャンスがあれば自分で、と思っているが・・・・」
と言うと、浦部は腕組して考え込んだ。
「軽く飯でも、いや、飲みに行こう。僕も考えていることがあるんだ」と言った。
少し高い声で早い口調だった。演劇のこと、制作部のこと、知りたいこともあったので付き合うことにした。
水道橋駅のガード下で、浦部の妹と別れ、二人で安い居酒屋を探して店に入ると、狭い中を二階の座敷に通された。
やや暗い感じのする店で、座敷には四人掛けの座卓が四つあり、自分たちの他には若いカップルが二組いるだけだった。
麦酒とつまみを数品注文して、一息ついてから浦部が話し出した。
「同じ劇団しかも同期で同じ歳、でも仕事が違うからほとんど名前しか知らなかったよ。君も同じだと思うが・・・解雇されたときはショックだった」
と感情もなく早い口調で言うのが、浦部の喋り方の特徴でもあった。
少し意外に思った。
浦部が制作部にいたのは他にすることが無く、しょうがなくていたのかと思ったが・・・・だから長くいられたのだと、簡単に言えば少し鈍感?じゃないかと、違っていた。
「浦部にとっての演劇とは何?」
簡単な質問だが答えは難しい。
浦部は少し戸惑った表情を見せたが、麦酒を一杯グイッと飲み干した。少し赤い顔を上に向け、遠くを見る目をした。今の気持ちを素直に話し出した。
「僕の家は電機屋で、高校を出てからずーと家の仕事を手伝っていた。しかし若いだろう、まだいろいろなことに挑戦したいんだ・・・。でも、やりたいことが分からない。趣味は読書以外にあまり無いし、スポーツは運動神経が鈍いし嫌いだ。女は好きだが絶対にモテない。ギャンブルはばかばかしいうえ金も無い。演劇くらい味方になってくれたっていいじゃないか。でも役者はできないから制作部は辞められなかった。あと何年も演出部に昇格できなくても良かった。とにかく演劇から離れたくなかった。解雇されたときは、泣きたくなるほど悔しかった。悔しくて悔しくて仕方なかった」
浦部は、人に話すときとは違う。自分に言い聞かせるように話すときは、早口にならない。
「ここ数年、少しボーっとして、何もやる気が起きなかったよ。確かに君みたいに、他の劇団に行ったり、例えば本が好きなら編集の仕事とか原稿書いたりとか、それがだめなら校正とか現像とか印刷とかいろいろ仕事はあるけれど、気力がわかなくて・・・・だって、あれだけ制作部で頑張ったのに解雇とは、悔しくて悔しくて本当に何もしたくなくなった。君が劇団やるならば、僕も手伝うよ。中途半端はやだよ。情熱が持てる何かが欲しい。また演劇が出来るならば、木馬座での苦労も報われる・・・・」
今度は、自分が答えを出さなくてはいけない。
「確かに劇団はやりたいと思っているが、何も具体的な話は無いし自信も無い。どこから始めて良いのかも分からない」
自分の言っていることは、何も答えになっていないどころか、浦部の気持ちにも水を差している。
浦部は、やや赤い顔を前に乗り出し、
「とにかくだ。とにかく何か作品を、作品を創ろう。あまり面識のない君に期待するのもおかしいけど・・・・。こんなこと一人ではできない。仲間がいなければできないことだよ。長岡」
と言ってトイレに行った。
長岡は、ため息を一つついて大変な奴と会ってしまったなあ、と思った。
気づくと、二階の座敷には誰もいない。時計の針は十時半を回っていた。
麦酒も無いし、食べるものも無い。
浦部は、下で店の人に何か注文してから座敷に戻ってきた。
「寒いから、熱燗と焼うどんに湯豆腐注文した。別に嫌いじゃないよね。・・・・君は、もう十年近くもいろいろな劇団にいて、いろいろな作品を観たり、また自分でも経験しているだろう。そろそろ良い時期だと思うがね」
「なぜ俺の気持ちが、劇団の旗揚げに動いていると思っている?もしかしたら全然やる気が無いかも知れないよ」
浦部は笑みを浮かべて、
「別に無理に勧めはしないよ。ただ君の顔にも今勝負しないと、一生半人前の落ちこぼれで終わってしまう、と書いてある。やるやらないは自分自身だし、やる気が無いのに無理に勧めても失敗するだけだな」と言った。
長岡は座卓に肘を付き、考える。
「浦部がそんなに演劇が好きだとは思わなかった。そして、俺がこんな形で説得されるとは、思いもしなかったよ」と言って苦笑いをした。
浦部も笑いながら麦酒を継ぎ足して、「僕は、いつからでも動ける。その気になったら電話してくれ」と言う。

続く。


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~今日の一言~

本当は私自身、ブログの夏休みと思ってこれを書写しているのだが、何か間違えたかな!?

児童劇と富士山と青春!(その1)


~雑色駅前将棋サロンホーム~

ー負け組の挑戦状!ー

人の生き方、人生なんていろいろあるが、自由な国日本では、本当にさまざまな人生や変わった生き方をする人がいるものだ。
ここにも、変わった生き方をする男が一人いる。
両親が自営業でいつも忙しく、余り教育にも熱心ではなかったので、自由気ままに育ちすぎて、世の中を甘く見過ぎてしまった。
その為学生時代は、進学校でもないのに成績は下の方でも何も感じない。
卒業の時、初めて危機感を持ち考え込むが、当然普通の仕事ではだめだと思った。
いろいろな雑誌や情報誌を見た結果、この男が考えたのは「役者になる」事だった。
アルバイトしながら劇団の養成所に入り、二年くらいして研究生になり、準劇団員までは進んだものの、やはり生活できないので辞めてしまった。
その後二年ぐらいはサラリーマンを経験し、今度は劇団木馬座という、名前だけは大変有名な劇団に営業として入社したが、三年目に経営不振の為、劇団を縮小し解雇されてしまった。
尚も懲りずに、別の児童劇団に今度は演出部(照明、音響などスタッフ全般)として入るが、長続きせずに二年で辞めてしまった。
だが辞めたのは、妥協した訳ではなく、自分で劇団を創ろうと思っていたのだが・・・・・。
男の名前は、長岡和男という。背丈は170㎝以上で中肉中背、がっちりした体格である。

最近やや劇団の事も忘れ、アルバイトしながら呑気に一人で暮らしていた。
趣味は観劇もそうだが、観るものだったらスポーツでも映画でも何でも好きだった。
ある日、後楽園ホールに女子プロレスを観に行った。後楽園ホールはプロレスのメッカと言われるほど、良く使われる会場である。
試合前の会場ロビーでは、大勢のファンがもみ合う中で、プログラムや写真集、Tシャツやビデオなどのグッズ販売や、女子レスラーのサイン会などが行われていた。
そのロビーの両端にある階段の上で、一人コーヒーを飲みながら人だかりを眺めていると、見たことのある顔を見つけた。とても忘れることのできない顔である。
彼の名前は、浦部進という。

なんと彼は、女子レスラーのサイン会の列に色紙を持って並んでいたのだ。
そういう歳か?
浦部とは木馬座時代一緒に入社して、同時に解雇になった仲間である。
こう言うと友達みたいに思うが、面識はあまりない。
入社の時は、自分は営業部で浦部は演出部希望だったが、浦部の希望は叶えられず制作部に配属された。
演出部の募集は「大学卒または経験者のみ」であり、浦部はどちらでもなかった。ただ制作部に入り経験を積むと、演出部に昇格することができる。

入社して間もない頃、営業部で些細な賭け事が流行っていた。それは制作部に入社する新人の履歴書を見て、この新人は何日ぐらいで辞めるかを賭けることだった。そう何日なのである。
自分のいた営業部は、比較的現実的で他の会社の営業部とあまり変わらず、ただ売る物がぬいぐるみ劇という興行である。
一方、制作部の場合は、まず華やかな舞台を想像し、知的で楽しい現場を夢見る人や、ただで旅が出来ると思って来る者が多くいる。
しかし現実は、汚い倉庫で大道具類やパネル作りをしたり、壊れた小道具やぬいぐるみのお面を直したり、汚れた衣装を洗濯したりと、とにかく地味な作業ばかりだ。
公演中の現場では想像を絶するほど、パニック状態の中で仕事をしなければならない。並の体力と普通の精神力や考え方では務まらない。
制作部に入り残る者は十人の内一人ではない。三十人に一人だ。

浦部進という男、身長は160㎝くらいで、タヌキみたいにずんどうで動きが鈍く、その上、体力もない。
顔は丸顔で、黒眼鏡を掛けて口の周りに泥棒髭を生やし、清潔感にも欠ける。一見するとダメ人間の代表にも見える。
そんな男が意外にも、解雇されるまでの三年間ずっと制作部にいたのである。
のろまで不器用なので、ずいぶん先輩たちにいじめられていたようだが、とにかく辞めなかったことだけは事実である。

会場である後楽園ホールを後にして、混雑する中を水道橋駅に向かい神田川の上に架かる後楽園橋のところで時計を見ると、九時を少し回っている。
その時である。「長岡、おい長岡だろう」と、後ろから呼ばれた。ハッとして振り返ると、そこには、やはり浦部がいた。

続く。


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~今日の一言~

単に書写するだけでも、意外と手間のかかることでした。
こんなことする意味あったのか?どうなのか?

児童劇と富士山と青春!(その0)


~雑色駅前将棋サロンホーム~

「児童劇と富士山と青春!」
この作品は、私の昔の後輩、長岡和男君の私記である。
舞台は、二十数年前(平成七年頃)の国分寺を中心に富士市と甲府市。

長岡君と浦部君が素人役者を集めて、甲府市の手打ち公演で二千人以上の観客を集め大成功した話は、私たちの仲間では一つの奇跡でした。
その話を小説にして世に出したいと、長岡君から連絡が来たのはそれから二年後のことでした。
すでに私記として、三百枚以上の原稿(第一考)は出来上がっていました。
一番最初の読者として、私を選んでもらったのは光栄ですが、勿論、読めた内容ではありません。
しかし何か、魅かれる要素はありました。
それは、作者の「想い」だったと思います。

私も文章は苦手ですし、何も知りませんでした。
まずは、児童劇を知らない人が読んでも理解できるようにすることです。
校正と構成、この辺りを二人で勉強して直しにかかります。
ストーリー、表現、描写あたりは、作業で進ますことができました。
難しかったのは、やはり「想い」の使い方にありました。

とりあえず直したものを児童劇の関係者に配り、感想を頂きました。
概ね好評を得たので出版社を探しましたが、自費出版しか見つけることができませんでした。
この時点で長岡君は、ほぼ出版をあきらめていたと思います。

そしてプロの校正に出したところ、大幅に長岡君の「想い」がカットされていました。
ストーリー中心、起承転結の基本的なつくりに、描写だけが所々必要以上に表現された創り。当時の私としては、普通の作品に感じました。
しかし今読み返すと、何か違和感を感じます。
それは、大幅に「想い」をカットしたことで、描写とのバランスが崩れたことです。

原稿自体も三百枚から二百枚に減り、長岡君はかなりショックだったと思います。
それを気づいてあげられなかった私は、今、後悔しています。
結果、出版までは行かず、直し出来上がったものは百部ほどの私記として戻って来ました。

再度直したものを、もう一度配りました。
やはり評判は上々で、出版を勧める人もいました。
児童劇団の小説自体、あまり聞かないこともありました。
しかし長岡君は、出版することはしませんでした。
すでに金銭的な問題ではありません。
長岡君の創る作品と、出来上がった私記との隔たりの大きさにあると思います。

二十年前でも平成ですし大して変わらない世の中ですが、会館や幼稚園などは、今では無い施設も多いと思います。
勿論、携帯もありません。時代の違いは感じるところです。

何も無いところから、浦部君と久しぶりに会い酒を飲んだことかきっかけです。
勢いだけで、たった三ヶ月で甲府市の公演を大成功に導いた原動力とは何だったのか?

素人の作品ですが、なかなかの力作です。
未発表であることも価値があります。
この様な小さなブログですが、少しでも人の目につき、読んで頂けることを望んだ作品だと思います。
少しの期間ですが、お付き合いのほどお願い致します。


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~今日の一言~

目的を達成させることは、何でも(将棋でも演劇でも)同じです。
努力が運を呼び込むこと。
途中で投げ出さないでやり抜くこと。
教えに違いはありません。

美穂からの電話!再び。


~雑色駅前将棋サロンホーム~

私のブログの先生が、三カ月ぶりに電話をしてきた。
名前は美穂と言い、私の姪である。
~私のブログの先生は?~

「だいぶ感じが変わったね。たーくんのブログ。人に読ませる工夫みたいなものがあるよ。前に私との会話載せたでしょ。あのあたりからからかな?私のアドバイスが良かったのかな?何か変化が見えるよ。何よりも、たーくん自身が楽しんで書いているように思える。」
私も今、美穂に相談したいことがあった。この時期に電話が来るのは、タイミングも良かった。
「感じが変わった?そうじゃなくてハッキリと書き方を変えた。確かにキッカケとなる出来事はある。それで、長岡君の私記(小説)、覚えている。」
「そうだな~、雨の日の月曜日と正夢は60点だね。これこそ、たんたんとした日常の小さな出来事を、そ~と差し出される感じが良いな。」
「あれ?そうじゃなくて、長岡君の私記だけど!」
「先生に言われて、思うこと。これも60点。私は、たーくんの昔の思い出は好きだよ。それは私が、たーくんのこと知っているから興味も沸くけど、ほとんど、他人には関心が無いことでもあるよ。」
「それは分かる。もともと記事の内容よりも、書く人に興味がある。例えば芸能人のブログは、内容ではない。私のような素人ブログは、内容でしかないように思える。」
「題名の思うことは、想うことにしなかったところも、たーくんの成長が見えるね。少し古い取材は50点。やはり日常の出来事だよね。」
「日常の出来事がブログと言うものだよ。別におもしろさの追究では無いよ。それより、長岡君の私記!忘れたか?覚えてるのか?」
「分かっているよ。貰ったのは中一のときだった。それから中学生のときと高校生のときも読んだ。二回読んだよ。二回も読ませるんだから、それだけでも大したものだ。」
「どうだった。どう思った。感想はある?」
「その前に、いつもと違う日。1~3は65点。策士だね。たーくんの技術では、まだ無理かもね。何度か読めば作者の意図が分かるけど、どうかな。」
まあ、私としては言わせておくしかない。
前にも言ったが、打算の無い意見は貴重である。
「そのあと少し雑文が続いて、いや、まあまあだと思うよ。そして、うなぎねこ?ね。だいぶ最近に思える。これはたーくんも書いてあるけれど、秀吉の分身みたいだね。いや、悪くないおもしろいよ。」
もう少しで終わる。私は、ただ、それを待つだけです。
「小僧の高級駒ね。70点。こう言う時代物は、コメントにあるように時代考証は確かに大切かもね。でも、読みやすさを優先しているのだから良いと思うよ。それに、創る方は大変だよ。たーくんも可哀そう・・・。」
「自分も好きで書いているし、読み手と言うひとは、そのくらいの意識でいいんじゃないかな。自分が読む側だったら深くは考えないし、美穂だって、ただ点数を付けているだけで内容のある感想はないのかな?」
「残りの創作二本は、おもしろかった。そうだねえ、長岡さんの私記ね。そうそう、思い出した。」
やっと本題に入ったよ。これだから女性は面倒だ。

「たーくんの昔の仕事の話でしょ。将棋には本当に関係ないな。一つも出てこない。それでもいいの?それ以上に、長岡さんに許可取ってあるの?」
「それは大丈夫。去年だけど、ここに出しても構わないと言っていた。もう一度許可はもらうけどね。」
「あれ、だいぶ長いけど、何回かに分けて書くんでしょう。そんな細切れに書いて、読み手に続いて読んでもらえるかな?」
「鋭いね。自分もそこが一番懸念しているところなんだ。」
「内容はおもしろいよ。だから私も学生のときに、二回も読んだ。どちらかと言うと映画やマンガみたいに、一気に読むような内容だね。」
「それを何回かに分けて出すのだから、ちょっと、読み手にストレスがかかるように感じる。」
「そこまで分かっていて、なぜ書こうとするの?」
「一つは自分の長期休暇みたいなものだ。そして長岡君の私記を、ろまん燈籠(内輪だけの作品)にしないためのものだ。」
「長期休暇?」
「本当はブログを数か月休もうかと思ったのだが、将棋サロンは普通に営業しているのだから、それも変だと思った。それならば、その間他の作品で埋めようと考えた。」
「確かに作品があれば、あとは記事を写すだけなら簡単ね。休暇と同じだね。」
「長岡君の私記は二十年前のものだが、当時業界ではそこそこ評判が良かった。自費出版しても五百冊くらいは売れたと思う。しかし当時は出版費用が高く、出すには勇気がいることだった。そしてやめた。」
「漁夫の利?」
「違うよ。長岡君の私記には、自分もかなり手伝った経緯もある。」
「たーくんは、ここでいろいろなこと書いているし、構わないんじゃないの。ただその間は、読んで頂く方はだいぶ減ると思うよ。やはり将棋に関係ない話だし、たーくん自身の話でもない。」
「でも完全に止めるよりはましだし、何か特別なことがあれば、その都度書けば良いと思う。」
「どのくらい予定しているの?」
「二か月くらい。」
「そんなになる?」
「原稿用紙で二百枚以上ある。」
「それじゃ私、先にもう一度読んでおくね。古いものだから、どこにあるか探さないといけない。」


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~今日の一言~

本当に、将棋サロンとブログとの関係性が無くなっている。
でもそれは、今に始まったことでもないように思える。

ベランダからは、入れません。


~雑色駅前将棋サロンホーム~

残念なことに、雑色駅は、最近電車が止まることが多い。
それも決まって、夕方の五時過ぎに起きる。
この日も大雨の降りしきる中、駅前は、消防車と野次馬でごった返していた。

将棋サロンには、私と照屋さん(仮名)だけがいた。
照屋さんは70歳くらいの小柄でどっしりとした、まだ元気なおじいちゃんという感じだ。少し耳が遠いらしい。
照屋さんは今来たばかりで、「駅、大変だよ。このところ多いな。」と言いながら、席料を払った。
「雨、強くなるとニュースで言っていますよ。傘ありますよ。」と私は、中央の真ん中の席に座りながら言った。

お互い向かい合い駒を並べるが、外は消防車のサイレンの音と、野次馬の雑然とした空気がどんよりと感じる。
「なんでサッシ開いているの?エアコンも動いてないし、暑くないかい。」ふっと、外の雑然を感じながら照屋さんは言った。
私はサッシの外を眺め、しばらく考えなにげなしに、「それでは振りますよ。・・・ここに、外から、将棋指しに来る人がいるんです。」
中ほどの歩を五枚持ち、振り駒をしながら言った。照屋さんは、え!という顔をした。
「ここ二階だろ。なぜにベランダから入るんだい。」
「さあ?足が無いから階段は使いえないのでしょう。私が先手ですね。時計は左に置きますよ。」と言い、始めます。

外は騒がしく、けたたましいサイレンの音は続きます。ウ~ウ~、チンチンと、消防車の姿が脳裏に浮かびます。
雨も次第に強くなり、開いているサッシからも雨しぶきが少し気になるほどになる。
照屋さんは少し耳が遠いので、音に関しては、さほど気にならない様子に見えた。
しばらくすると、「暑いな。エアコン点けてくれないか?」と言われたので、私はリモコンを使いエアコンの電源を入れ、「サッシは、人が来るから開けときますね。すいません。」と言った。
するとまた、「え!?」というような表情を見せた。

「誰が来るんじゃよ。まさか幽霊でも来るのかい?ハハハ。」
私には、照屋さんが少し、ぞっとした様子が見えた。
「いえ、幽霊かどうかは分かりません。この近くで事故があると必ず前もって連絡があり、表のサッシを開けといてくれと、・・・私は見ていませんが、そのように対応しているだけです。」
照屋さんは何も言いません。将棋を続けた。
しばらくして何局か終わると、「一度帰るわ。もしかしたらまた来るかも知れない。七時までに来れば、いいんじゃろ。」と言って、照屋さんは部屋を出て行った。

将棋サロンは十時までの営業ですが、七時まではお客様が居なくても開けています。
七時を過ぎて誰も居なければ、私も帰ります。
七時を過ぎて来られる場合は、それまでに電話を頂いていれば待っています。
そのようなルールにしています。
小さな道場なので、無駄な時間をつくることはできません。
そしてこの後、前もって連絡を頂いているお客様がいました。

七時も近くなり雨も小降りになりましたが、外の騒がしさは変わりません。
ベランダに出て様子を伺います。
そこに連絡を頂いたお客様、塚越さん(仮名)が見えました。
照屋さんが来たときと同じく、ベランダに居るときに来ました。
照屋さんのときは、そのままサッシを閉め忘れて将棋を始めたのが、勘違いの始まりでしょうか?

「駅前大変だね。事故みたいだね。」私と目を合わすと塚越さんは言いました。
「電車止まっているのに、どうやって来たんですか?」少し心にあった疑問を聞きました。
「品川駅で京急が止まっていたので、JRで、JR蒲田駅から歩いて来た。イメージではもう少し近いと思っていたが、甘かった。」
「いや、蒲田駅からだとかなり歩きますね。」
私たちがそんなことを話していると、そこに照屋さんが戻って来ました。
塚越さんの顔を見るなり、「わあ~!」と叫び、のけぞりました。
照屋さんと塚越さんは、面識がありませんでした。


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~今日の一言~

悩んだり分からなくなるのは勉強で、悪いことではありません。
しかし何か、苦しいことには変わりません。
プロフィール

長澤席主

Author:長澤席主
エゴを抑制することは
最も大切な能力である

名言カレンダー7月号より

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