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芸術論と技術


私レベルでも、やたらと芸術という言葉を使っていますが、本当に分かって書いているのでしょうか?もしかしたら間違った解釈で使っているようにも思えます。
文章で言うところの芸術とは、単に上手い文章とはならないようです。芸術作品とは小説のような類で、あまり哲学書とか歴史書、一般の記事でも教科書の類は芸術作品とは言わないものです。
伝える道具としての文章は、正しさと正確さを必要とし、嘘や空想を除外します。そうすると文章に対しての芸術とは、嘘や空想を意味していると言う事でしょか?
Wikです。
芸術とは、表現者あるいは表現物と、鑑賞者が相互に作用し合うことなどで、精神的・感覚的な変動を得ようとする活動。文芸(言語芸術)美術(造形芸術)音楽(音響芸術)演劇・映画(総合芸術)などを指す。
なるほど、文章の芸術を言語芸術と言うことも知りませんでした。やはり嘘や空想の類でも構いません。もしかしたらそうするしか、芸術性を高める手段が無いのかも知れません。
何だが本当の話では、芸術性が低くなるとは不思議な感じも致します。勿論それだけの一面を指すものではありません。
文章では、芸術と技術は必ずしもイコールでは無いと言い切れません。よく言われることに、「技術の上に芸術はある。」と言うことです。
表現物と鑑賞者が相互に作用し合う・・・・そこには技術が必要と成ります。いや、無くても構いませんが、おのずと必要と成る、ことだと思います。
芥川龍之介や志賀直哉と言った歴史的な作家でも、初期の方が評価は高かったように思います。技術的には明らかに後期の方が勝ります。それはやはり、表現としての正確さだと思います。未熟な初期の方が良かったとは、言語芸術の難しさを感じます。
この二人は生きた時間が違い過ぎるから、同一には見れないところもあります。
正確に伝える、それとは違う意味になる言語芸術とは何か?そこに奥深い何かがあるのだと思います。

鑑賞者の心を動かす。そこには面白さにつながる、表現者の生き方みたいな感性が必要なのでしょうか?
今回の記事を書くきっかけに成ったのは、言語芸術ではありません。
美術(造形芸術)です。もう一つ絞って絵画です。そして、フィンセント・ファン・ゴッホです。
「ひまわり」のゴッホです。
以前にも安田火災海上保険が1987年に、ひまわりを53億円で落札した話を少し書いたことがあります。保険会社が絵画に手を出す、賛否両論は当然あります。
今時代は金持ちも増えたのか知りませんが、100億を越える絵画も珍しくないそうです。いったい絵画一枚で、何十万人の飢えた人々を助けることが出来るのでしょう?価値の意味が分かりません。

今現状の私は、絵画の価値は何も分かりません。過去に美術館成るところに行った記憶があるのは、箱根彫刻の森美術館の中にあるピカソ館だけです。それもたまたま在ったから入った、だけです。
あまり印象も無いし、心に残った物もありませんでした。今は、パブロ・ピカソに対して違った印象はあります。
絵画初心者の私が、それも自分で描こうとしている訳ではありません。最近少し興味を持ったと言うことです。
鑑賞だけです。
写実主義・ロマン主義そして印象派・ポスト印象派(後期印象派)、今はそれしか知りません。写実主義が衰退した原因は写真の発明だそうです。何となく分かります。
印象派(マネ、モネ、ルノアール、ピサロ)ポスト印象派(ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ)この辺りを研究すれば、絵画の何たるかが見えて来そうな気がします。
とりあえず、ゴッホです。ひまわりは7点描かれて現存するのは6点だそうです。世界中のどこかに有り、その全てが何十億の価値があります。
その価値を決めるのは誰でしょうか?画商でしょうか?プロの画家でしょうか?違います。普通の金持ちです。
普通の金持ちが二人居て、一人が百億と言い、もう一人が百一億と言えば値段が決まります。今時代は貧富の格差も開き、金持ちも増えました。と同時に歴史的絵画の値段は上がる一方だそうです。

ゴッホは生涯900点あまりの絵画を残したと言われます。その作品がある程度描いた状態であれば、どんな作品でもそこそこの価値はあると思います。だって、ゴッホが描いたと言う真実があればのこそです。
ゴッホの人生は脇に置きます。実はそこに意味があるとも言えるからです。しかしゴッホの人生と、何で描いた絵が関係あるのでしょうか?それもゴッホの人生そのものが価値として表れているようです。
ピカソの絵は子供が描いた絵に見える。子供の頃、そのような笑い話がありました。
単純な質問として、ゴッホの絵は本当に上手いのでしょうか?絵画初心者素人の私が観ると「?」と成ります。プロの画家が観ると、歴史的画家に何を言いますか、と成るのでしょうか?
そりゃそうでしょう、たぶんですがゴッホの絵画を全てお金にしたら、数千億円に成るほどの価値でしょう。天才が描いたものだから誰もまねできません。
と思いますが、絵画には「贋作」という言葉があります。贋作だと、例え本物以上の作品でも?価値は激減します。
ゴッホがポスト印象派の仲間のひとりである、そして特異な人生と結末。残した作品も一応プロレベルにある。
ゴッホの絵画技術がそのまま作品の価値として在るのでは無く、ポスト印象派のグループとゴッホの人気が価値を創っている。

もし世界が大不況に落ちて、お金持ちも少なくなると絵画の価値も下がるのでしょうか?私には分かりません。
今は絵画初心者の私です。何も知らなくて今回のブログを書きました。これから少しづつ勉強したいと思います。次に絵画を評価するときには、「日本に有るゴッホのひまわりは、300億円以下はあり得ないよ」とでも思うのでしょうか?
印象派クロード・モネの「日傘をさす女」を鑑賞(ネット)しながら、何かを感じる自分が居ました。


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